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韓国女子代表が中国女子代表とドロー

　サッカー韓国女子代表は9日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国第1節で中国女子代表と対戦し、2-2のドローに終わっている。開催国の韓国女子代表は初戦で白星を挙げることができなかったが、背番号10を背負う34歳のMFチ・ソヨンが弾丸ミドルでゴールを奪い、チームを救った。

　15分、こぼれ球を拾ったヤオ・ウェイに超強烈なシュートで決められ、先制点を許す。それでも前半アディショナルタイム（AT）にチャン・スルギが同点弾。しかし、67分に失点してしまい、試合は終盤に突入する。このまま終了かと思われたが、後半ATに同点ゴールを決める。

　韓国女子代表は前線でボールを奪うと、キム・ミン・ジウからのパスを受けたソヨンがペナルティエリア手前の左で右足のシュート。強烈なボールがゴール右へ突き刺さった。弾丸ミドルでチームを敗戦から救っている。

　韓国女子代表の背番号10はアメリカ・ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ（NWSL）のシアトル・レインに在籍。INAC神戸レオネッサやチェルシーなどでのプレー経験もあり、実績も十分の選手でなでしこジャパンも要注意の人物だ。

　そのほか、エンジェル・シティに所属する18歳のFWケイシー・フェア、バーミンガム・シティでプレーする31歳のFWイ・グンミンなどの海外組も招集している。ソヨンのみならず、気をつけなければいけない選手が多い。