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成宮唯がメッセージ

　なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）は13日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国第2節で韓国女子代表と対戦し、1-1のドローに終わった。試合後、なでしこジャパンMF成宮唯がファンに向けてメッセージを送った。東アジアサッカー連盟（EAFF）の公式Xに動画が投稿されている。

　初戦のチャイニーズ・タイペイ女子代表戦では4得点で快勝し、2連勝を目指して日韓戦に臨んだ。第1戦で出番のなかった菅野奏音、浜田芽来、大熊茜がスタメン出場でA代表デビュー。途中出場の樋渡百花と嶋田華も初出場を果たした。

　37分、右サイドでボールを受けた愛川陽菜は左足で浮き球のパスを送ると、これに反応した成宮がペナルティエリア右で絶妙なトラップ。そのまま右足を振り抜き、ボールはゴール左へ吸い込まれた。INAC神戸レオネッサのホットラインから先制点が生まれた。

　その後、韓国女子代表にゴールへ迫られるシーンを作られるも、大熊のセーブやポストにも助けられ、1点リードのまま終盤へ突入する。しかし、86分に右サイドを突破したムン・ウンジュの折り返しをダ・ビン・ジャングにダイレクトで決められ、同点ゴールを許してしまう。このまま終了し、1-1で勝ち点3を逃してしまった。

　成宮はEAFFの公式Xに投稿された動画で、「応援ありがとうございます。次の中国戦に向けて、チームみんなで良い準備をし、必ず勝利して優勝できるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

　第1戦でも3ゴールに絡む大活躍を果たし、日韓戦でもゴールを決めた成宮は、優勝のかかる中国女子代表戦でなでしこジャパンを勝利に導けるか注目だ。