フットボールチャンネル

「誰もが驚くはず」古橋亨梧、新天地で復活なるか!?元セルティック監督が期待「良さを生かすことができれば」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

海外日本人選手 最新ニュース

古橋亨梧
【写真:Getty Images】

古橋亨梧、復活のカギはチームのボール保持率?

 チャンピオンシップのバーミンガム・シティが5日、スタッド・レンヌに所属する30歳の日本代表FW古橋亨梧を獲得した。もし、チームが英2部でもボール支配率の高さを維持できれば、同選手の能力を最大限に引き出せると、ゴードン・ストラカン氏が太鼓判を押している。英メディア『バーミンガム・ライブ』が17日に報じた。

 

 古橋は2024年までスコットランド1部のセルティックで主力として活躍し、得点王や最優秀選手賞、年間ベストイレブンなど数多くの個人タイトルを獲得。今年1月には、ステップアップを目指してレンヌへ移籍した。しかし、新天地では出場機会に恵まれず、6試合のプレーにとどまっている。そんな中、同選手の獲得に動いたのが、昨季EFLリーグ1(英3部)で優勝と昇格を成し遂げたバーミンガムである。

 元セルティック監督でスコットランド代表も率いた経験のあるストラカン氏は、古橋について「本当に素晴らしい選手だ。彼のプレーを見たら、バーミンガムのサポーターは誰もが驚くはずだよ。あれだけ走る選手は見たことがないだろう。強いて言えばロビー・サヴェージくらいだが、彼はただ中盤で髪を振り乱しながら走っていただけだった。その一方で、古橋には走る目的がある。彼の頭の中には、どうやって相手の裏を取るかという意識が常にある。中盤の選手たちには、短いパスばかりでなく、彼が裏へ抜ける動きを見てパスを出すよう指示すべきだ。彼は一度抜けたら止められない。フィニッシュの精度も高く、何よりサッカーに取り組む姿勢が素晴らしい。だからこそ、バーミンガムが彼の良さを生かせるだけのボール保持をできるかどうかがカギになる」と評価した。

 レンヌで苦戦した理由に関しては「セルティックほどレンヌに支配力がなかったから苦労した。出場時間も限られたし、スカウトや首脳陣との間に認識のズレがあったのかもしれない。だからうまくいかなかったんだ。彼には、ボールを持つ時間が長くて、中盤が彼の動きを察知できるようなチームが必要だ。バーミンガムの中盤の選手たちは、今まで見たことのないような動きに驚くと思うよ」と述べている。

【関連記事】
えぐい稼ぎ…。欧州日本人、最新の高額年俸ランキング2025
大低迷…。欧州でまったく輝けなかった日本人選手10人
なぜ転落…。 日本の「消えた天才」サッカー選手10人 【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!