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フォーカス 5か月前

ボロ儲け!? サウジに放出→最も稼いだクラブランキング6〜10位。最も有効活用しているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:フラム(イングランド)

アル・ヒラルFWアレクサンダル・ミトロビッチ
【写真:Getty Images】

総売却額:5260万ユーロ(約84.2億円)

 9位には、5260万ユーロ(約84.2億円)の売却益を記録したフラムがランクインした。セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロビッチのみの放出で高額な移籍金を獲得している。

 2018年冬にニューカッスルから獲得した189cmの大型ストライカーは、長期にわたってフラムのエースとして活躍した。同クラブは現在のマルコ・シウバ体制となってからはプレミアリーグに定着しているが、それ以前は1部と2部を行き来するヨーヨークラブとして知られていた。

 昇格と降格を繰り返す中でもミトロビッチは他クラブに移籍することなくフラムのエースに君臨。特に凄まじい活躍だったのが、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)を戦っていた2021/22シーズンで、44試合の出場でリーグ最多記録となる43ゴールを記録した。

 続く2022/23シーズンもプレミアリーグで24試合14ゴールとハイペースで得点を量産。シーズン終了後の2023年夏にサウジアラビアの政府系ファンドが買収したクラブの1つであるアル・ヒラルに完全移籍し、クラブ史上最高額となる5260万ユーロ(約84.2億円)の移籍金をフラムに残した。

 サウジアラビアへの移籍後もその得点力は衰えていない。1シーズン目は公式戦43試合で40ゴール、2シーズン目は公式戦36試合で28ゴールと大暴れし、国内リーグやカップ戦優勝の立役者となっている。

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