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三菱重工浦和レッズレディースがアメリカ遠征を実施

　WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースは現地時間20日、2025/26プレシーズン アメリカツアーの初戦でアメリカ・ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ（NWSL）のシアトル・レインと対戦し、1-2で敗れた。浦和レッズレディースの21歳MF高塚映奈がダイレクトシュートでゴールを決めている。

　エヴァートンに移籍した石川璃音、海外クラブへの移籍を前提に退団した遠藤優、日テレ・東京ヴェルディベレーザへ移籍した塩越柚歩と猶本光など多くの主力選手がクラブを去った中、新シーズンに向けてアメリカ遠征を行なっている。

　今回の試合では、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国に参加していたなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）DF高橋はな、後藤若葉、伊藤美紀などが先発。遠藤がプレーしていた右サイドバックには、攻撃的な選手である櫻井まどかを起用した。また、大怪我で離脱していた43歳のFW安藤梢が途中出場で復帰を果たしている。

　27分に先制点を奪われるも、36分に同点弾を決める。伊藤の左コーナーキックを相手がヘディングで後方へ。このボールを高塚が左足のダイレクトボレーでゴールに決めている。ニアで触れられた難しいボールだったが、丁寧なシュートで得点を奪った。

　しかし、53分にPKを決められてしまい、1-2で敗戦した。なでしこジャパンMF杉田妃和を擁するポートランド・ソーンズとのアメリカ遠征2試合目は、現地時間23日に行われる。