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去就はどうなるの? 現在フリーの日本人選手5人。夏の移籍市場において注目を集める男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:加藤恒平(かとう・こうへい)

FC琉球 加藤恒平
【写真:Getty Images】

生年月日:1989年6月14日
前所属クラブ:キリボン・ソク・セン・チャイFC(カンボジア)
24/25リーグ戦成績:11試合0得点2アシスト

 今月1日にフリーの状態となったのが、2017年の日本代表選出で注目を集めた加藤恒平だ。立命館大学卒業後に15クラブを渡り歩いた“流浪のフットボールプレーヤー”は、自身の去就についてどのような決断を下すのだろうか。

 2017年5月にヴァイッド・ハリルホジッチ監督(当時)率いる日本代表へ初選出された際、加藤という選手の存在を初めて知ったファンは少なくなかっただろう。プロとして日本でプレーしたのはFC町田ゼルビアのみで、それ以外はモンテネグロやポーランド、ブルガリアのクラブに所属するという異色の経歴の持ち主だったからだ。

 代表招集で一躍注目を集めた後も世界各国でプレーを続けた加藤は、今年1月にカンボジアのキリボン・ソク・セン・チャイFCへ加入。同国1部リーグで11試合に出場して2アシストをマークした。だが、今夏にキリボンを退団した後は新たな所属先の発表がなく、36歳という年齢を考えると否が応でも去就に注目せざるを得ない。

 果たして、加藤は16クラブ目と契約を結ぶことになるのだろうか。長く流浪のフットボール人生を歩んできた男の軌跡を踏まえれば、まだ現役にこだわる可能性は十分にある。加藤の今後の旅路は、どこに繋がっているのだろうか。

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