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久保建英、エバートンが接触も…

　レアル・ソシエダに所属する24歳の日本代表MF久保建英に対し、デイヴィッド・モイーズ監督が率いるエバートンが関心を示している。すでに同選手サイドと接触したとの情報もあるが、ソシエダのホキン・アペリバイ会長は売却に消極的なようだ。英メディア『リバプール・ワールド』が22日に報じている。

　久保は2022年7月にレアル・マドリードからソシエダへ完全移籍すると、すぐに主力に定着。昨季は公式戦52試合で7得点4アシストを記録している。ソシエダとの契約は2029年6月まで残っており、このまま売却されなければ、来季もソシエダに残ることになる。しかし、チームを率いていたイマノル・アルグアシル監督が退任したことで、久保の去就にも影響が生じた。今夏の移籍市場では、同選手の退団の可能性が頻繁に報じられている。

　そんな中、同メディアによると、アペリバイ会長がスペインメディア『ノティシアス・デ・ギプスコア』のインタビューに応じたという。久保に関しては「信じてもらえないかもしれないが、他クラブとのやり取りの90〜95%は私は知らない。だが、周囲はソシエダが選手に対するオファーを望んでいないことを理解している。マルティン・スビメンディに対しても、そしてタケに対しても、オファーは望んでいない。だからこそ、他クラブが我々の選手を本気で狙う時は、最後の段階でアプローチしてくることが多いのだ。いずれにせよ、タケについては心配していない。来季もここにいてくれることを願っている。私の感覚では、彼はソシエダに残ると思うよ」と述べ、久保の残留を予想した。