なでしこジャパン・WEリーグ　最新ニュース

ポートランド・ソーンズが勝利！

　アメリカ・ウィメンズ・サッカーリーグ（NWSL）のポートランド・ソーンズは現地時間23日、アメリカ遠征中のWEリーグの三菱重工浦和レッズレディースとトレーニングマッチを行い、1-1で90分を終え、PK戦を3-2で制した。ポートランドに所属する22歳のFWレイリン・ターナーが芸術的なシュートでゴールを奪った。

　先制点が生まれたのは16分。浮き球のパスに反応したレイリン・ターナーが右足でループシュートを放つ。これが伊能真弥の頭上を越えてゴールに吸い込まれた。芸術的なシュートが決まった。圧巻の一撃で先制ゴールを奪っている。

　前半を1点リードで折り返すが、49分にこぼれ球を島田芽依に決められてしまい、1-1の同点に。試合は90分間では決着がつかず、規定によりPK戦に突入する。ポートランドは3人が成功させ、3-2で勝利している。なお、なでしこジャパン（サッカー日本代表）MF杉田妃和はキャプテンマークを巻いて先発出場を果たした。

　2022年のNWSLチャンピオンズ（プレーオフ）の女王が日本のチームを相手に意地を見せた。現地時間8月3日に行われるワシントン・スピリットとのリーグ再開初戦が楽しみだ。