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【写真:Getty Images】
インターハイ1回戦の試合結果
2025年 令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)1回戦(9時30分キックオフ)の10試合が福島県内で行われた。名門富山第一(富山)は札幌大谷(北海道)と対戦。帝京大可児(岐阜)は滝川二(兵庫)と、桐蔭学園(神奈川②)は京都橘(京都)と激突した。
帝京大可児と滝川二の試合は、立ち上がり5分までの間で滝川二が2ゴールを決めて試合を優位に進めた。そのまま滝川二のペースになると思われたが、帝京大可児が2点を返すことに成功。試合を振り出しに戻す。しかし、迎えた後半、立て続けに滝川二が2ゴールを奪ってあっさりと勝ち越しに成功。その後、滝川二がさらに2点を追加する。後半終了間際に帝京大可児が1点を返したが反撃はそこまで。滝川二が6-3で勝利している。
桐蔭学園と京都橘による一戦は、20分にコーナーキックの流れからDF横山優雅がゴールを決めて桐蔭が先制する。さらに、28分には直接フリーキックを沈めて、リードを2点に広げた。その後も、桐蔭ペースで試合は進み、47分にはFW瀬尾凌太が追加点を決めて3-0とする。さらに72分には、MF渡邊慶二郎がゴールを決めて4点差に。試合終了間際にダメ押しの5ゴール目を決めて、桐蔭が5-0で勝利した。
名門富山第一と札幌大谷の試合は、前半両チームともにチャンスは作るもののスコアは動かず。後半に突入しても両チームともに一歩もひかず、0-0のままPK戦に突入した。最終的に、PK戦を7-6で制した富山第一が2回戦に駒を進めている。
激戦区大阪を制した阪南大高(大阪)は、長崎総科大附(長崎)に2-1で勝利。鹿島学園(茨城)対山形中央(山形)の一戦は、2-0で鹿島学園が制した。9時30分にキックオフした10試合の結果は以下のとおり。
【試合結果】
秋田商業(秋田) 1–1(PK:5-3) 愛工大名電(愛知)
長崎総科大附(長崎) 1–2 阪南大高(大阪①)
奈良育英(奈良) 2–4 立正大淞南(島根)
徳島市立(徳島) 2–2(PK:5-6) 四日市中央工(三重)
桐蔭学園(神奈川②)5–0 京都橘(京都)
富山一(富山) 0–0(PK:7-6) 札幌大谷(北海道)
帝京大可児(岐阜) 3–6 滝川二(兵庫)
鹿島学園(茨城) 2–0 山形中央(山形)
寒川(香川) 0–0(PK:4-3) 瀬戸内(広島)
立命館守山(滋賀) 1–0 佐賀東(佐賀)
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