リバプール最新ニュース
遠藤航、昨季もセンターバック起用はあったが…
リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航が、来季は守備的ミッドフィールダーとしてではなく、センターバックとして起用されることが多くなるかもしれない。デイヴィッド・リンチ記者が示唆したと、英メディア『ラウジング・ザ・コップ』が29日に報じている。
遠藤は昨季、アルネ・スロット監督のもとで先発出場やフル出場を果たした試合はFAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)が多く、プレミアリーグでは1試合のスタメンにとどまっていた。それでもリバプールがリードした展開で途中起用された時は“クローザー”のような役割を担い、出番が少ない中でも高い評価を受けている。ただ、高評価のプレーはそれだけではなく、センターバックで起用された試合でも称賛されることがあった。
そんな中、リンチ記者が「新たなセンターバックを補強しないというのは、選択肢としてはあり得る。でも、正直それは避けたいね。リバプール内部の関係者と話をしたところ、遠藤やライアン・フラーフェンベルフがセンターバックをこなせるという声が出てきていて、少し不安になったよ」と述べ、遠藤のセンターバック起用を示唆している。イングランド人DFジャレル・クアンサーがバイエル・レバークーゼンへ移籍し、イングランド代表DFジョー・ゴメスは怪我がちであるため、守備陣の層は手薄だ。本来であれば今夏の移籍市場で補強するポジションだが、現有戦力で戦うことができるとの見方もあるようだ。
【関連記事】リバプール、最新年俸ランキング1〜20位
【リバプール・分析コラム】なぜ遠藤航の序列が下がったのか。新監督が求めるアンカー像とは
もう見たくない…。リバプールで嫌われすぎた選手6人
【了】
