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女子アジアカップからは「第2段階」。なでしこジャパン、ニルス・ニールセン監督が組み合わせを「狙い通り」と話した理由は?

text by 編集部 photo by Getty Images

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ニルス・ニールセン
【写真:Getty Images】

女子アジアカップの組み合わせが決定!

 アジアサッカー連盟(AFC)は29日、来年3月にオーストラリアで開催されるAFC女子アジアカップオーストラリア2026の組み合わせ抽選会を実施した。これを受けて、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)を率いるニルス・ニールセン監督が30日にオンラインでの取材に応じた。

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 FIFA女子ワールドカップ ブラジル2027への出場権がかかる非常に重要な大会である女子アジア杯。グループCに入ったなでしこジャパンはベトナム女子代表、インド女子代表、チャイニーズ・タイペイ女子代表と対戦する。上位4チームおよび準々決勝敗退チーム同士のプレーオフで勝利した2チームが女子W杯への切符を手にする。

 ニールセン監督は抽選会の結果について「オーストラリアは移動が多いため心配していたが、グループCは移動が少ないので狙い通り」とコメント。「組み合わせに関しては良い印象。ベトナム女子代表は非常に組織された良いチームで、インド女子代表は力をつけてきている。チャイニーズ・タイペイ女子代表は非常にポジティブな状況にあるチームなのかなと思います。良いグループ、勝つべきグループに入った」と理由を述べた。

 また、これまでアメリカ、ブラジル、スペイン遠征を経験し、東アジアE-1選手権ではWEリーグ組中心で臨み、新たな選手を試すことができた。就任から現在までの期間を「第1段階」と表現し、「選手のことを知れたし、強いチームと対戦できて、良い準備ができていると思っている。国内組もどうやって取り組めば、良い戦いができるのか分かったと思う」と話した。

 これからの期間を「第2段階」とし、「今後どうやって勝っていくか、基本的な戦術のところは理解してもらえたと思うので、少しずつ修正を加え、今大会ではPK戦も重要になってくる。対戦相手やフォーメーションによっても戦い方は変わるが、アジア杯のような大きな大会に向けては戦い方をどう調整していくか大事になると思います」と語った。

 果たして、ニールセン監督はなでしこジャパンを10大会連続の女子W杯出場に導くことができるのだろうか。
 
(取材、文・構成:折原亘)

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【了】

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