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文武両道の極み!? インターハイ2025、出場校の偏差値ランキング1~5位。日本を代表する高校は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

4位:佐野日本大学高等学校

高校サッカー
【写真:Getty Images】

偏差値:69
所在地:栃木県佐野市
インターハイ戦績:9大会ぶり10回目

 今回のインターハイに9大会ぶりの出場を果たした佐野日本大学高等学校が、今回のランキングで4位に入った。日本大学の付属校は、栃木県内有数のサッカーの強豪だ。

 インハイは9大会ぶりだが、2022年の全国高等学校サッカー選手権大会には出場しており、近年も要所で強さを発揮している。

 現在FC岐阜の主力DFとして活躍する野澤陸や栃木シティに所属する宇都木峻らは同校のOBであり、現役のプロサッカー選手を輩出した実績もある。

 その一方で、同校の一部のクラスは県内屈指の学力を誇っている。

 普通科特別進学コースαクラスは偏差値「69」とされており、このクラスに属する生徒は全員3年間学業奨学生が継続され、東京大学などの最難関への現役合格を目指す。同校の公式サイトによれば、日本大学への推薦は医学部のみ可能のようだ。

 2021年度からの直近5年間で、東京大学への合格者を5名、東北大学に4名、筑波大学に8名輩出しており、名だたる名門に同校の卒業生を送り込んだ。

 また、ほかの付属校と同様に日本大学へも多数進学しており、2025年度は372名が内部推薦に合格したと報告している。

 今回のインハイでは初戦で宮崎県の名門・日章学園高等学校と対戦し、1-0で勝利。2回戦で桐光学園高等学校に敗れたものの、京都橘高等学校や帝京大学可児高等学校などの強豪が初戦で姿を消すなか、奮闘したと言えるだろう。

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