フットボールチャンネル

フォーカス 4か月前

文武両道の極み!? インターハイ2025、出場校の偏差値ランキング1~5位。日本を代表する高校は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

2位:近畿大学附属和歌山高等学校

高校サッカー
【写真:Getty Images】

偏差値:71
所在地:和歌山県和歌山市
インターハイ戦績:2大会連続13回目

 和歌山県最上位クラスの学力を誇る近畿大学附属和歌山高等学校は、サッカーにおいても出色の成果をあげている。

 今回のインターハイ出場も2大会連続だが、冬の全国高等学校サッカー選手権大会でも常連だ。まだ上位入賞の経験はないものの、流通経済大学付属柏高等学校や矢板中央高等学校のような強豪校に白星をあげたこともある。

 そんな近大和歌山の偏差値は69~71とされ、普通科スーパーADコースの生徒は最難関国公立大学への進学を目指す。ADコースは部活動などと並行しながら学習を進めるクラスで、こちらに属する生徒も有名難関校への進学が目標だ。

 同校が公表する進学実績を参照すると、2024年度には東京大学に2名、京都大学に4名、大阪大学に4名、北海道大学に3名の合格者を出しており、その全員が現役生だ。

 近畿大学にも241名が進学しているが、「関関同立」(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)の合格者も193名おり、他校への入学も推奨されていることがうかがえる。

 同校のOBにはAC長野パルセイロで活躍した松原優吉、ヴィッセル神戸やアルビレックス新潟などを渡り歩いた松尾直人がおり、プロサッカー選手としてのキャリアを歩んだケースもある。

 今大会の近大和歌山は初戦でインハイ優勝経験者の山梨学院高等学校に敗北したが、経験値は確かに積めている。上位進出までの高い壁を打ち破るまで、あと一歩だ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!