フットボールチャンネル

フォーカス 4か月前

文武両道の極み!? インターハイ2025、出場校の偏差値ランキング6~10位。日本を代表する高校は?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

7位:昌平高等学校

昌平高校
【写真:Getty Images】

偏差値:66
所在地:埼玉県北葛飾郡
インターハイ出場:2大会連続6回目

 近年の高校サッカー界で安定した強さを誇る昌平高等学校。2014年度に全国高等学校サッカー選手権大会に初出場してから、この世代の大舞台に立ち続けている。

 昨年のインターハイを制覇し、これまでの6回出場のうち3回で3位に輝いた。選手権はベスト8が最高だが、同じく6回出場のうち3回でそこまで辿り着いている。

 安定感ある強豪は、学力においても非凡な値を示している。今回のランキングで7位に入る昌平は最高偏差値「66」を誇り、普通科標準進学コース選抜アスリートクラスであっても「54」と平均以上の学力を求められる。
 
 偏差値「66」とされるのは普通科特別進学コースT特選クラスで、同校の公式サイトによれば「入学時から現役で東京大、京都大などの旧帝国大学や国公立大学医学部の進学をめざす生徒で編成」と定められており、豊富なカリキュラムが用意されている。

 平日の授業時間数で8時限設定されている日もあり、勉学に集中したい生徒にとっては魅力的だろう。

 過去3年間に東京大学や一橋大学など、最難関クラスに合格者を出しており、その充実した教育課程が実を結んでいることもうかがえる。

 なお、全国大会クラスの運動部に所属しながら現役で難関校を目指す「特進アスリートクラス」も成果をあげており、名古屋大学や筑波大学といった上位校に合格者を輩出している。

 まさに文武両道。現在浦和レッズで活躍する松本泰志や、鹿島アントラーズ所属の津久井佳祐らの母校は、スポーツと勉学の両面をサポートする態勢が整っている。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!