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【写真:Getty Images】
神村学園が優勝!
鹿児島の神村学園は2日、令和7年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会(総体)決勝で熊本県の大津高校と対戦し、PK戦の末に勝利を果たした。九州勢同士の一戦を制し、夏の高校王者に初めて輝いた。神村学園MF細山田怜真が延長前半にニアサイドを撃ち抜く強烈な一撃でゴールを奪っている。
ともに初優勝を狙って臨んだ一戦では、神村学園が50分に先制点を許してしまう。このまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム(AT)に日髙元のゴールで同点に追いつく。前後半35分でも決着がつかず、試合は延長戦へと突入する。
1-1で迎えた延長前半についに逆転に成功。左サイドからのロングスローのこぼれ球を拾った細山田はペナルティエリア左でトラップし、右足を振り抜く。強烈なボールがゴール左のニアサイドへ突き刺さった。スピードに乗ったボールはGKも防ぐことができず。精度も威力も抜群の一撃が決まっている。
1点リードで延長前半を折り返すも、岩﨑天利に得点を奪われ、2-2で延長戦が終了。PK戦を7-6で制した神村学園が初のインターハイ優勝を果たした。