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竹重杏歌理がフェイエノールトへ移籍

　オランダ・エールディビジ女子のフェイエノールトは現地時間4日、SCテルスターVVNHから22歳のDF竹重杏歌理を完全移籍で獲得したことを発表した。なでしこジャパン（サッカー日本女子代表）DF古賀塔子が移籍し、後釜としての期待がかかる。そんな竹重は昨季、吉良知夏との日本人コンビでゴールを奪っている。

　2024年7月にINAC神戸レオネッサからテルスターへ移籍した竹重は昨季、リーグ戦で21試合に出場し、4ゴールを記録。主にセンターバックでプレーしながらも、決定力の高さを見せつけた。172cmと長身を活かした守備が特徴で、対人も強いDFだ。

　竹重は2024年11月4日に行われたエールディビジ女子第5節のAZアルクマール戦に先発出場すると、72分に決勝ゴールを奪う。右コーナーキックを吉良が蹴ると、ファーサイドでフリーになった竹重がヘディングシュート。これがゴール右に決まり、均衡を破った。試合はこのまま終了し、1-0でテルスターが勝利した。

　今夏の移籍市場でトッテナムへ移籍した古賀はフェイエノールトでCBとしてプレーしており、竹重にはその後継者として注目が集まっている。2025/26シーズンは新チームで活躍を果たすことができるのだろうか。