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メッシの“理不尽ゴール”

　UEFA.comの公式Xは8日、「2020年の今日」と綴り、現在はインテル・マイアミでプレーするアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、バルセロナ在籍時に決めたゴール動画を投稿した。その得点は、メッシがたった1人だけで相手守備陣を崩壊させたゴラッソだった。

　2020年の現地時間8月8日に行われた19/20シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）決勝トーナメント1回戦の2ndレグ、バルセロナがホームにSSCナポリを迎えた一戦。1stレグは1-1で終えていた両チームの対戦は、10分にDFクレマン・ラングレのゴールでホームチームが先制に成功する。

　さらに、23分にはエースがゴールネットを揺らす。右サイドでボールを受けたメッシは、相手DF3枚を相手にしていたものの、強引にボックス内に侵入。一度は体勢を崩されが、すぐさま立ち上がって再びドリブルを開始すると、倒れ込みながら左足を振り抜く。これがゴール左隅に決まり、メッシがチームに2点目をもたらした。まさに“理不尽ゴール”と呼べるゴラッソだった。

　その後、前半のアディショナルタイムに両チーム共にPKから1点を加えたが、後半には得点が生まれず。バルセロナがナポリを3-1で撃破し、2戦合計4-2で次のラウンド進出を決めたのだった。