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記憶から消したい…。レアル・マドリード、最悪の補強ランキング3位。わずか2年…。期待のMFもモドリッチらには敵わず

シリーズ:最悪の補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 これまでに数多くの有望な選手を獲得してきたレアル・マドリードだが、そのすべてが成功しているわけではない。高額な移籍金や高い期待値を受けて獲得したものの、満足に活躍できないままチームを去ったものもいる。その中でも、期待と結果が最もかけ離れた選手は誰だったのか。期待に応えることのできなかった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照

3位:アシエル・イジャラメンディ(元スペイン代表)

レアル・マドリードのアシエル・イジャラメンディ
【写真:Getty Images】

生年月日1990年3月8日:
移籍金:3200万ユーロ(約51億2000万円)
在籍期間:2013年夏~2015年夏
クラブ成績:90試合3得点1アシスト

 アシエル・イジャラメンディは、2011年にレアル・ソシエダの下部組織からトップチームデビューを果たした。

 デビューから、シーズンを経るごとに出場機会を増やしていき、3年目の12/13シーズンにはリーグ戦32試合に出場。次世代スペイン代表の中盤を担う存在として期待されていた。

 この年のシーズンオフには、レアル・マドリードへの加入も決定している。獲得の際に発生した移籍金は3200万ユーロ(約51億2000万円)で、これは同じくラ・レアル出身のシャビ・アロンソに次いで、スペイン人としてマドリー史上2番目に高額な移籍となった。

 しかし、イジャラメンディがこの移籍金に見合うような成績を残したかという点については疑問符が残る。

 13/14シーズンはリーグ戦29試合に出場したものの、サミ・ケディラ、X・アロンソ、ルカ・モドリッチの厚い選手層に押し出され、途中出場が主となった。

 翌シーズンはX・アロンソがマドリーを退団したものの、代わりに加入したトニ・クロースがすぐさまチームにフィットし、イジャラメンディがファーストチョイスとなる機会がさらに減少してしまった。

 結局、イジャラメンディのマドリー生活は2年間で幕を閉じ、2015年夏に古巣のソシエダへと帰還している。

 移籍後は、2023年に退団するまで主力としてソシエダを支え、2017年にはスペイン代表にも選出された。

 マドリーで活躍することは出来なかったものの、選手としては素晴らしいキャリアを歩んでいる。

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【了】

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