【写真：Getty Images】

ケインのゴールがうますぎる

　ドイツ・ブンデスリーガ開幕節、FCバイエルン・ミュンヘン対RBライプツィヒの試合が現地時間22日に行われた。試合はバイエルンが6-0で勝利している。この試合では、バイエルンに所属するイングランド代表FWハリー・ケインが見事なコントロールショットを決めた。

　昨季は、ヴァンサン・コンパニ監督が就任して初年度でブンデスリーガ優勝を成し遂げたバイエルン。昨年度王者の記念すべき開幕戦は、今夏にオーレ・ヴェルナー新監督を迎えたライプツィヒだ。

　27分、ボールを保持してライプツィヒを押し込んでいたバイエルンは、FWミカエル・オリーズが開幕ゴールを決める。直後の32分には、今夏の移籍市場でリバプールからバイエルンに加入したFWルイス・ディアスが追加点を決めた。前半終了間際にはオリーズがこの試合2点目を決めて、3-0で試合を折り返している。

　後半もバイエルンの勢いは止まらない。64分には、エースストライカーであるケインに今季初得点が生まれる。さらに74分、ケインが決定力の高さを見せつけるゴールを決めた。

　ペナルティエリア左からドリブルでボックス内に侵入すると、鋭いカットインで対峙したDFリドル・バクをかわしシュートコースを確保。素早く右足を振り抜いた。バクも必死に足を伸ばすも止めることができず、ケインのシュートはゴール左隅に突き刺さっている。目の前に3人のDFがいたものの、ケインの完璧なコントロールショットはブロックされることなくネットを揺らした。

　その後、さらにケインが1点を決めてハットトリック達成。エースストライカーをはじめとして主力選手が躍動したバイエルンがライプツィヒを6-0で粉砕し、開幕白星を飾っている。