サッカー日本代表の伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は、国内のみならず世界でも屈指の名門クラブだ。各国のスター選手が集うバイエルンにおいては個々人の給料も高額になりがちだ。今回は、そんなバイエルンの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月22日時点。
5位:セルジュ・ニャブリ(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年7月14日
推定年俸:1887万ユーロ(約32.1億円)
24/25リーグ戦成績:27試合7得点5アシスト
2018/19シーズンから現在まで主力としてプレーを続けているセルジュ・ニャブリが、バイエルン・ミュンヘンにおける最新推定年俸ランキングでトップ5に食い込んだ。推定年俸は1887万ユーロ(約32.1億円)を記録している。
アーセナルやウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンといった国外クラブで研鑽を積んだニャブリは、2017年6月にバイエルンに完全移籍で加入している。
その後、2017/18シーズンにはホッフェンハイムにローン移籍し、ブンデスリーガで22試合10得点7アシストと結果を残した。翌2018/19シーズンにバイエルンへ復帰すると、リーグ戦ではロベルト・レヴァンドフスキ(22得点)に次ぐ10得点をマーク。チームのリーグ制覇に大きく貢献した。
バイエルンでのキャリアにおいて、ニャブリはブンデスリーガを5回、DFBポカールを2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)およびFIFAクラブワールドカップ(CWC)をそれぞれ1回と、主要タイトルをことごとく獲得している。
ウイングを主戦場とする30歳ドイツ代表アタッカーのこれまでの貢献度を踏まえると、より高額な年俸を手にしていても不思議ではない。
ニャブリとバイエルンの現行契約は、2026年6月30日で満了を迎える。フリーでの退団を避けるため、バイエルンがニャブリに新契約+昇給を提示する可能性も十分に考えられる。
1年後、バイエルンの最新推定年俸ランキングではさらに上の順位でニャブリの名前を見ることができるかもしれない。