4位:ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:2003年2月26日
推定年俸:1887万ユーロ(約32.1億円)
24/25リーグ戦成績:25試合12得点4アシスト
最新推定年俸ランキングで4位となったのは、バイエルン・ミュンヘンの“新10番”ジャマル・ムシアラだ。ユース出身の若き逸材は推定年俸1887万ユーロ(約32.1億円)を受け取っており、クラブからの大きな期待がうかがえる。
22歳の若さで、バイエルンほどの名門クラブで30億円以上の給料を手にする選手はそういない。最も、クラブ最年少記録となる17歳205日でのブンデスリーガ初ゴールを記録し、18歳でプロ契約を締結した超新星であれば、例外の好待遇を受けるのは自然の流れだ。
卓越したボールコントロール、ドリブル、決定力、戦術理解力といった能力を高次元で備える男は、2025/26シーズンから栄光の背番号「10」を背負うことが発表されている。
しかし、FIFAクラブワールドカップ2025(CWC)で、ムシアラに悲劇が訪れたのは、世界中のフットボールファンの知るところだ。
準々決勝のパリ・サンジェルマン(PSG)戦で、ムシアラは左足の腓骨骨折と足首脱臼の重傷を負ってしまった。至宝を襲った悪夢のような怪我が今後のキャリアに悪影響をおよぼさないか、不安に駆られるファンは多いはずだ。
いずれにしても、負傷前までのムシアラの輝きを見れば、チーム内4番目に高額な給料は妥当と言えるだろう。あとは、戦列復帰を果たしてから以前のような、いや、これまで以上のパフォーマンスを披露できるかどうかだ。
ムシアラの才能をもってすれば、より高いレベルに到達して、バイエルンNo.1の給料を稼ぎ出す未来もそう遠くはない。