3位:ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年2月8日
推定年俸:2000万ユーロ(約34億円)
24/25リーグ戦成績:33試合3得点7アシスト
バイエルン・ミュンヘンにおける最新推定年俸ランキングでトップ3に入るとなると、その給料額はよりインパクトが大きくなる。
推定年俸2000万ユーロ(約34億円)を受け取っているのは、2015/16シーズンから現在まで絶対的な主力としてチームに君臨しているヨシュア・キミッヒだ。
当時、バイエルンのディレクターを務めていたマティアス・ザマー氏によって見出されたキミッヒは、20歳にして名門クラブの一員となった。
その後、“名将”ジョゼップ・グアルディオラ監督の薫陶を受けると、主戦場のボランチだけでなくサイドバックやセンターバックとしてもプレーの幅を広げ、世界でも屈指のユーティリティプレイヤーに成長した。
健全経営でお馴染みのブンデスリーガに所属するバイエルンにいるため、キミッヒの給料額はプレミアリーグや中東方面の選手たちと比べるとどうしても相対的に安くなりがちだ。
仮にキミッヒがキャリア終盤に大金を手に入れたいと願うような選手であれば、30歳という年齢を踏まえて今夏にバイエルンを離れ、より“金払いの良い”クラブに移籍していてもおかしくはなかった。
しかし、それをしないところに、キミッヒのクラブ愛やフットボールに対する実直さが見て取れる。
2024/25シーズン、キミッヒはリーグ戦で33試合3得点7アシストと相変わらずのハイパフォーマンスを披露した。
年齢的に今後の大幅な昇給はないかもしれないが、今のプレー水準を維持していれば、バイエルンでの推定年俸ランキング上位の座は安泰と言えるだろう。