サッカー日本代表の伊藤洋輝が所属するバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)は、国内のみならず世界でも屈指の名門クラブだ。各国のスター選手が集うバイエルンにおいては個々人の給料も高額になりがちだ。今回は、そんなバイエルンの最新推定年俸ランキングを紹介する。※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは8月22日時点
10位:キム・ミンジェ(韓国代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年11月15日
推定年俸:1200万ユーロ(約20.4億円)
24/25リーグ戦成績:27試合2得点0アシスト
バイエルン・ミュンヘンにおける最新推定年俸ランキングでトップ10入りを果たしたのは、アジアを代表するセンターバック(CB)として知られるキム・ミンジェだ。推定年俸は1200万ユーロ(約20.4億円)となっている。
2023年7月にバイエルンへ加入するまで、キム・ミンジェは着実に自身のキャリアを前進させてきた。Kリーグ1、スュペル・リグ、セリエAとプレーするリーグのレベルを段階的に上げていき、ナポリ時代には33年ぶりとなるスクデット獲得に大きく貢献した。
だが、バイエルンで20億円超えの給料を受け取るだけのプレーレベルを常に維持しているかと言われれば、少々疑問が残る。
時折、判断力に欠けるシーンが散見され、現地時間4月16日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのインテル戦(△ 2-2)では失点を防げなかったプレーに国内メディアから批判が殺到している。
「2つの失点シーンでは全くプレーしていない。バイエルンに壊滅的な結果をもたらした」(ドイツメディア『SPORT1』より)と糾弾されてしまった。
ヴァンサン・コンパニ監督は批判に晒されていたキム・ミンジェを擁護していたものの、2025/26シーズンもこれまでのように主力CBとして見てもらえるかは微妙なところだ。
現地時間8月22日に行われたブンデスリーガ第1節のRBライプツィヒ戦(〇 6-0)でダヨ・ウパメカノと先発コンビを組んだのは、今季新加入のヨナタン・ターだった。
ビルドアップ能力でターに劣るキム・ミンジェとしては、勝負所のシーズンとなりそうだ。