9位:レオン・ゴレツカ(ドイツ代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年2月6日
推定年俸:1300万ユーロ(約22.1億円)
24/25リーグ戦成績:26試合4得点1アシスト
最新推定年俸ランキングで9位となったのは、バイエルン・ミュンヘンの中盤で強さと巧さを遺憾なく発揮しているレオン・ゴレツカだ。
推定年俸1300万ユーロ(約22.1億円)を受け取っている30歳のミッドフィルダーは、高額な給料を手にするのも納得の活躍を披露し続けている。
ボーフムのユースで育成を受けたゴレツカが本格的に頭角を現したのはシャルケ時代だった。189cmの長身でフィジカルの強さをまざまざと見せつけながら、卓越したテクニックを持ち合わせていることも示し、欧州の強豪クラブがこぞって獲得を狙うほどの存在感を発揮していた。
2018年7月、ゴレツカはバイエルンに加入。2018/19シーズンは、加入1年目にして自身初のブンデスリーガ優勝を経験した。
その後もゴレツカはブンデスリーガを5回、DFBポカールを2回、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を1回と、数多くの主要タイトルを獲得。この輝かしいキャリアを踏まえると、給料が約22.1億円“だけ”というのは些か安すぎるようにすら思える。
実は、2024/25シーズン開幕前の夏の移籍市場で、ゴレツカは放出候補と目されていた。シーズン開幕以降もベンチ外が続く厳しい状況だったが、不屈の精神を持つ男は負傷者の穴埋めという細い蜘蛛の糸を手繰り寄せ、結果的に主力の座を取り戻している。
現地時間8月22日に行われたブンデスリーガ第1節のRBライプツィヒ戦(〇 6-0)ではヨシュア・キミッヒとダブルボランチを形成。ヴァンサン・コンパニ監督からの信頼も厚く、ゴレツカのバイエルン生活は今しばらく続きそうだ。