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主将ラウタロが気迫のゴール!「クラブ・ワールドカップのあと、我々はたくさん話し合った」インテルが大勝スタート

text by 編集部 photo by Getty Images

ラウタロ・マルティネス

【写真:Getty Images】

主将ラウタロが気迫のゴール!

 セリエA開幕節が現地時間8月25日に行われ、インテルは本拠地ジュゼッペ・メアッツァでトリノと対戦し、5-0の大勝を収めた。キャプテンのラウタロ・マルティネスは、最前線で相手のパスをカットし、そのまま倒れ込みながらもシュートを流し込んでいる。

 クリスティアン・キヴ新監督を迎えて臨んだ今季の初戦。インテルは前半18分、左CKからアレッサンドロ・バストーニがニアサイドで巧みに頭で合わせ、先制点を挙げる。さらに36分には、新加入のペタル・スチッチのスルーパスを受けたマルクス・テュラムが右足を振り抜き、ゴール左隅に突き刺した。

 前半を2-0で折り返したインテルは、後半も攻勢を緩めない。52分、相手のバックパスの緩さを突いたラウタロ・マルティネスがスライディングから直接シュートを流し込んで3点目。ラウタロらしい気迫を感じさせるゴールで、スタジアムを沸かせた。62分にはテュラムがヘディングでこの日2点目を記録すると、72分には途中出場のアンジェ・ヨアン・ボニーがゴール中央へ豪快にシュートを突き刺し、インテルが5ゴールと無失点で完勝した。

 試合後、ラウタロは『インテルTV』のインタビューに応じ、「クラブ・ワールドカップ(CWC)のあと、チーム内でたくさん話し合った。(クリスティアン・)キヴ監督は、我々に大きな助けを与えてくれていて、ハードワークへと導いている。今日の試合では、ボールを失ったあとにすぐに取り返そうとする姿勢が見られた。これが、新監督とともにスタートした我々のメンタリティだ。この初戦をこうして勝利で飾れたことを嬉しく思う」と語った。フルミネンセに0-2で敗れ、ベスト16で姿を消したCWCを経て、チーム内の対話を重視してきたことも明かしている。

 インテルは9月1日に再びホームでウディネーゼと対戦する。

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