浦和レッズは27日、天皇杯・準々決勝でFC東京に1-2で敗れた。松尾佑介は積極的な守備でチームにリズムをもたらしたものの、前回のリーグ戦に続く逆転負けとなった。試合後、「改善は必要」と課題を指摘した松尾は、負の連鎖を断ち切るべく次戦に向けて気持ちを切り替えている。(取材・文:石田達也)
逆転負けを喫しベスト8で姿を消した浦和レッズ

【写真:三原充史】
「天皇杯はあと2つ勝てば決勝だったので、こんなチャンスはないし、これを活かせなかったのは非常に悔しい」とMF松尾佑介は肩を落とし振り返った。
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27日、天皇杯JFA第105回全日本サッカー選手権大会・準々決勝が埼玉スタジアム2〇〇2で行われ、浦和レッズがFC東京に1-2の逆転負けを喫し、ベスト8で敗退した。
あと3つの勝利を重ねることで大きな栄冠を掴めたはずだった。この敗戦はただの敗戦ではなく、タイトルを逃したこと、アジアへの挑戦権(AFCチャンピオンズリーグ2)の1つを失ったこと、また公式戦の連敗を重ねたことなど、チームにとって非常に大きな痛みを伴うものとなった。
浦和は直近のリーグ戦で柏レイソルに2点リードから、まさかの4失点を喫し逆転負け。嫌な雰囲気を払拭するためにもアグレッシブな姿勢で試合に入った。
マチェイ・スコルジャ監督は「前半は非常に良いパフォーマンスだったと思います。我々が目指していた形でゲームコントロールもしっかりできていました」と出来を語ったとおり、立ち上がりから浦和がボールを握る。
その中、[4-2-3-1]の左サイドハーフで先発した松尾は3分、ドリブルで持ち運びカットインから力強いシュートを放っていくが惜しくも枠を捉えきれない。