「厳しいと思ったので…」松尾佑介の意識
「(柏戦後)思ったよりダメージを感じず、この試合に臨めていた。だからこそ勝ちたかったんですけど、個人的にはフィニッシュワークもそうですが、ちょっとした精度のところは求めていきたいと思いますし、そこまでも今までは行けてなかったので行けるだけいいと思います」
そして12分にはペナルティーエリア(PA)手前でMFマテウス・サヴィオからボールを受けたFW小森絢飛が右足を振っていくが、相手ディフェンダーにブロックされると、31分にはマテウス・サヴィオがミドルシュートを放つが、これはGKキム・スンギュにファインセーブされるなど、浦和ペースで試合が進んでいた。
相手のビルドアップに対しハイプレスをかけマイボールにすると、再び攻撃の矢印をFC東京ゴールに向け突き進む。浦和がセカンドボールを拾い続け波状攻撃を仕掛けると、FC東京は選手同士の意図が合わずパスミスも散見し防戦一方となった。
松尾は「僕がチャレンジすることでコースを限定したり、ボールを回収できるシーンを作っていかないと厳しいと思ったので、チャレンジする攻撃的な守備を意識しましたし、それをチームに伝えていたので、前でボールが取れることが多かったと思います」と優勢となった理由を明かした。