フットボールチャンネル

Jリーグ 3か月前

「しんどくなる」浦和レッズ、松尾佑介がチームに「言っていきたい」こと。出来ていないことは明確「うちのDF陣が…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Atsushi Mihara

松尾佑介がチームに「言っていきたい」こと

「(相手のプレスで)ロングボールを使ったり、空いてるスペースを探さないといけないんですけど、うちのDF陣が、それができなかったので変なところでボールを奪われる回数が増えてしまった。空いてるスペースは裏にあるんですけど、相手と同じように使わない」

 そして「ビルドアップのチョイスミスが多すぎるので相手に疑似カウンターみたいな良い形を作られる。受ける側もしんどくなり、良い時は裏と手前の使い分けができているんですけど、それができなくなる」と言うと、さらにこう続けた。

「僕たちのビルドアップは相手がプレッシャーをかけてくれると1つずつ剥がしていけるんですけど、相手に持たされたり、数的同数で勇気をもってプレスに来られる時に脆さを出すので、その改善は必要だと思います。僕自身も(チームに)言っていきたい」

 次戦は中3日で明治安田J1リーグ第28節アルビレックス新潟戦となる。ダメージの残る黒星が続いたが、松尾を筆頭にチーム一丸となってこの悔しさをバネに負の連鎖を断ち切りたい。

「負けることもありますし、直ぐに試合が来るので前を向く良い機会です。連戦なので気持ちを切り替えて進んでいきたいと思います」

 最下位に沈む相手だが浦和にとって真価の問われる一戦となることは間違いないはずだ。

(取材・文:石田達也)

【関連記事】
「またダラダラして…」浦和レッズにのしかかる問題。それでも安居海渡は「正直、まだ優勝が狙える」と言う【コラム】
「正直、自信があるんで」石原広教は今、目の色を変えて…。浦和レッズはクラブW杯を終えて「変化はある」【コラム】
「ここから優勝するためには…」松本泰志が語るタイトル獲得に必要なこと。浦和レッズは残りのシーズンをどう戦う?【コラム】



【了】

1 2 3 4

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!