明治安田J1リーグも後半戦に突入。ここまでのスタッツから、それぞれのクラブの特徴や課題が見えてくるようになった。そこで今回は「チャンスクリエイト総数」にフォーカスしたランキングを紹介する。※データはJリーグ公式サイトを参照(8月25日時点)。チャンスクリエイト総数とはPA内へのスルーパス成功+PA内からのクロス成功+ラストパスの合計値。チャンスクリエイト総数が並んだ場合はJリーグ公式サイトの掲載順に準拠。
10位:小泉佳穂(こいずみ・よしお)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年10月5日
所属クラブ:柏レイソル
今季リーグ戦成績:24試合5得点3アシスト
チャンスクリエイト総数:45回
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J1リーグのチャンスクリエイト総数ランキングで10位にランクインしたのは、柏レイソルの攻撃の中枢である小泉佳穂だ。
今年1月に柏へ移籍し、浦和レッズ時代の恩師であるリカルド・ロドリゲス監督と再会した小泉は、同監督の戦術を一番に理解していることもあって、加入1年目にも関わらず柏の“心臓”となった。
いまやチームに欠かせない存在である小泉は、今季リーグ戦のチャンスクリエイト数で、ここまで45回を記録している。
また、ポゼッション時の走行距離では、同クラブの久保藤次郎に次いでリーグ2位の97.0kmをマーク。さらに、1試合平均敵陣パス数でもリーグ3位にランクインしており、柏の攻撃をいかに牽引しているかがわかる。
しかし、これほどのスタッツを残し、前線にはサッカー日本代表の細谷真大など強力なストライカーがいる中で、今季ここまでのアシスト数は「3」と、チャンスクリエイトの数に対して結果に出ていない。
とはいえ、このペースを維持していけば、FC琉球在籍時の2020シーズンに記録した、リーグ戦6得点3アシストというキャリアハイの成績を超えてくるだろう。