8位:相馬勇紀(そうま・ゆうき)

【写真:Getty Images】
生年月日:1997年2月25日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
今季リーグ戦成績:24試合8得点6アシスト
チャンスクリエイト総数:49回
今季のJ1リーグでチャンスクリエイト数ランキング8位にランクインしたのは、FC町田ゼルビアの攻撃の切り札である相馬勇紀だ。
昨季J1年目で好成績を残し話題となった町田で、俊敏なドリブルとスピードを活かした仕掛けを見せ、ここまで49回のチャンスクリエイトを記録している相馬。これはチーム内でもトップの数字だ。
町田の攻撃において圧倒的な存在感を放っている指標と言える。また、今季リーグ戦のアシスト数「7」はリーグ3位、1試合平均クロス数も4.7本とリーグ2位にランクインしており、その貢献度は数値からも明らかだ。
リーグ戦の活躍もあってか、先月には国内組で構成された東アジアE-1サッカー選手権のサッカー日本代表メンバーに選出され、約1年ぶりに代表として戦った。第1戦と第3戦の2試合にスタメン起用し、キャプテンまで務めた。
また、第1戦では3アシストをマーク。そのうちの2つは得意のクロスでの演出だった。
現在もJリーグで相手DFの警戒を集める存在でありながら、そのスピードと判断力で一瞬の隙を突き続けている。町田の攻撃が単調にならないのは、相馬の多彩な選択肢とプレービジョンがあるからこそと言えるだろう。