明治安田J2リーグ第28節が8月30日に各地で行われ、ジェフユナイテッド千葉はヴァンフォーレ甲府と対戦し、2-1で逆転勝利を飾った。先行された中で同点ゴール、そして逆転への起点となったカルリーニョス・ジュニオ。佳境を迎えるリーグ戦において「この先に向けて」と強調したことは。(取材・文:石田達也)
ジェフ千葉、合計35本のシュートが飛び交った乱打戦を制す!
同点弾と逆転弾の起点となる活躍で、この試合の殊勲者となったFWカルリーニョス・ジュニオは「たくさんのサポーターがホームでもアウェイでも来てくれているので支えになっていますし、すごく力になっています」とスタジアムに訪れたサポーターに最高の報告をした。
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小林慶行監督は「サポーターの熱量、パワー。後半に決めるべきところで決め切れなかったところが何回かあった中で、それでも前に前にというパワーを失わせないサポーターの熱量、そういうものに勝たせてもらったと思っています」と感謝の言葉を述べた。
2位のジェフユナイテッド千葉からプレーオフ圏の6位まで、勝ち点差2に詰まっている大混戦。前節のベガルタ仙台戦を0-1で落としたからこそ、今節、ホームで迎えるヴァンフォーレ甲府戦は何としても勝たなければいけない試合だった。
両チーム合計35本ものシュート(千葉16本、甲府19本)が生まれた激戦となったが、「勝利を掴めたのは前半を1-1で折り返せたこと」と指揮官は振り返る。
前半は甲府ペースで進む。6分にはMF鳥海芳樹に、9分にはMF田中雄大にシュートを立て続けに打たれるも、GKホセ・スアレスがセーブ。さらに11分にはロングスローからヘナト・アウグストがそらし、DF孫大河がヘディングで合わせるが、ここも守護神がビッグセーブをして見せる。
