「あれは確実に上手くなると思いますね」
「フロンターレではサイドバックで使われた時期もありましたけど、速いボールを一発で蹴れる位置に止める練習を半年以上、毎日やっていました。あれは確実に上手くなると思いますね。
フロンターレ時代の自分はトラップする技術とかが全然、下の方でしたけど、レイソルに来てからはいろんな立ち位置でボールを受けられるようになっている。佳穂とかいいパスをくれる選手も多いですし、間で受けてターンとかはできているのかなと感じます」
ボールを止める蹴るという基本技術が向上し、1つ1つのプレー判断が速くなったからこそ、敵より一歩先にアクションを起こせている。瀬川が古巣復帰してから短期間で複数ゴールに関与できているのも、その進化が大きいのだろう。
瀬川が川崎に在籍した2年半はちょうどタイトルが取れなくなった時期。優勝することはできなかったが、AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)で勝ち進み、大きな重圧のかかる決勝ラウンドも経験した。それも今のメンタル的な余裕につながっているようだ。