ブレンダン・ロジャーズ監督が語ったこととは?
セルティックは現地時間8月31日、スコティッシュ・プレミアシップ第4節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、0-0で引き分けた。試合後、ブレンダン・ロジャーズ監督が『BBCスコットランド』に対し、前田大然と旗手怜央について「競争が必要だ」と語っている。
8月26日にカザフスタンのカイラトを相手にPK戦で敗れ、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の本戦出場を逃したセルティック。チームに対する風当たりが強くなっている中で臨んだ宿敵・レンジャーズとの一戦でも、低調なパフォーマンスに終始し、スコアレスドローに終わった。
試合後、ロジャーズ監督は、リーグ戦では開幕4試合ゴールがない前田と第2節では得点を挙げたものの、ゴールに直接関与するプレーがこれまでよりも減少傾向にある旗手について言及。同メディアに対し、「時には競争こそが最高の指導者になるんだ。我々はそれを見つける必要がある」と2人の日本人プレイヤーのパフォーマンスに不満を示した。
さらに「ここで4年、彼らはプレッシャーを感じ、それに対処してきたんだ。そういう競争の刺激が必要なときもある。明らかに我々に必要なことだ」と指摘し、チーム内での競争が低下していることが、調子を落としている要因の一つだと見解を示した。
まだシーズンが始まったばかりだが、これまで中心選手としてプレーしてきた前田と旗手は、自身のパフォーマンスを上げ、チームの悪い流れを断ち切ることができるのか注目される。
