サッカー日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダ(スペイン)は、決して潤沢とは言えない財政状況において、限られた資金を最大限に活用しながら、選手育成と戦術的な工夫で安定した成績を維持してきた。今回は、そんなソシエダの最新推定年俸ランキングを紹介する。[2/5ページ]
※最新推定年俸は『Capology』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。データは9月1日時点
4位:アルバロ・オドリオソラ(スペイン)

【写真:Getty Images】
生年月日:1995年12月14日
推定年俸:270万ユーロ(約4.6億円)
24/25リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト
推定年俸ランキングで4位に入ったのは、かつて将来を嘱望された地元サン・セバスティアン出身のサイドバック、アルバロ・オドリオソラだ。
推定270万ユーロ(約4.6億円)とされる高額な年俸は、クラブにとって大きな負担となっている。
2023年に古巣ソシエダに復帰したものの、ここまで期待を大きく裏切る結果となっている。レアル・マドリードやバイエルン・ミュンヘンといったビッグクラブでのプレー経験も、いまや過去の栄光にすぎない。
評価を下げる最大の要因は怪我の多さだ。頻繁に離脱を繰り返し、戦力として計算できない状況が続いている。
昨季の総プレータイムはわずか40分という衝撃的な数字で、かつての輝きは完全に失われてしまった。今季は背番号すら与えられておらず、チームの構想外となっているのは明らか。クラブも放出に向けて動いている。
慣れ親しんだ環境を離れることで、再び豊富な運動量でサイドを駆け上がる姿を取り戻せるのか。彼の再起に期待したいところだ。