サッカー日本代表がアメリカ遠征2日目の練習を実施

　アメリカ遠征中のサッカー日本代表は現地時間2日、6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ合衆国代表戦に向けて、2日目のトレーニングを行った。長谷部誠コーチが選手たちに混じり、一部の練習に参加。藤田譲瑠チマと長友佑都が“鳥カゴ”の際に叫ぶシーンもあった。

　今回の2試合は来年のFIFAワールドカップに向けて、開催国と対戦できる絶好の機会。FIFAランキングでも上位の2カ国と対戦できるとだけあって、森保一監督の手腕も試されそうだ。

　2日目の練習では、輪になってボールを回し、その中央にいる選手がボールを奪いに行く“鳥カゴ”を実施。長谷部コーチも参加する中、藤田がプレスをかけると、ボールを受けた望月ヘンリー海輝に対して、「アウト、アウト」とマーカーで囲われた枠から出ていると指摘した。

　さらに、浮き玉のパスを細谷真大に左足でカットされた長友は「おぉー」と叫んでいる。ベテランの長友が自ら声を上げ、チームを盛り上げる。リラックスした表情を見せつつも、強度の高いボール回しを見せていた。

　果たして、日本代表はメキシコ代表とのアメリカ遠征初戦で勝利を収めることができるのだろうか。