サッカー日本代表は現地時間3日、6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ合衆国代表戦に向けてアメリカで3日目のトレーニングを行った。フランス・リーグ・アンのASモナコに所属するMF南野拓実は、アメリカ遠征での強豪国との対戦を心待ちにしている。

南野拓実は強豪国との対戦を心待ち

　南野はアメリカ入りしての感想を聞かれると、「国が大きくて、移動時間がかなりありました。こっちまで来るのに時間がかかりましたが、ワールドカップに向けて良い練習になるのかなと思います」と語った。

　また、メキシコ代表について「欧州みたいなサッカーというよりは、日本代表とあまり身長が変わらない選手が多く、いやらしいところをついてくる。ずる賢いサッカーをしてくるのかなというイメージはあります」と話している。

　UEFAチャンピオンズリーグ（CL）などで世界最高峰の選手たちと対戦経験のある南野は、強豪国との対戦に「アジアの戦いではなく、W杯を見据えた戦い方をして、自分たちが今までやってきたことがどれだけ通用するのかというのを、まずは見られれば良いかなと思います」と述べ、現在の日本代表の立ち位置を確認できる機会にしたいようだ。

　日本代表よりもFIFAランキングが上の2チームとの対戦で、南野は勝利に貢献する活躍を見せることができるのだろうか。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）

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