横浜F・マリノスは9月5日、横須賀市内で7日に行われるJリーグYBCルヴァンカップ プライムラウンド第2戦の柏レイソル戦に向けて非公開でトレーニングを行った。第1戦を1-4で落とし、3大会連続のベスト4入りが厳しい状況となる中、谷村海那はクラブを通じて、逆転突破への意気込みを述べている。
谷村海那がルヴァンカップ準々決勝第2戦へ抱負
【写真:©1992 Y.MARINOS】
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「柏も前線から激しくプレッシングにくる強度の高いチームなので、もっと自分が背後を突くようなプレーで時間をつくる動きを見せていければ、良いゲームができると思いますし、この局面を打開できるのではないかと思います」
第1戦では出場機会がなかった谷村だが、第2戦に出場した際のイメージはできている。大敗を喫した第1戦でチームは多くのチャンスを作り、シュート本数は相手の9本を上回る19本を放ったが、1得点のみに終わった。
ゴール前での駆け引きを武器とする谷村がよりゴールに近いところでボールを引き出すことができれば、チャンスにつながる。
「自分が相手のギャップに立ち位置をとることで、中盤の選手のみんなは常に背後をねらってくれているので、サイドに抜けたりポケットをとったり良く動き回り、動き出しのバリエーションを増やして戦いたいなと思います」
3点差のビハインドを跳ね返すのは簡単なことではないが、最後まで可能性がある限り、あきらめるつもりはない。
「サッカーは何が起こるか分かりません。1点ずつ返していけば、必ずチャンスが転がってくると思います。なので、横浜F・マリノスらしく攻撃的なサッカーで逆転したいと思います」
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