サッカー選手の評価基準には様々あるが、その中でも「市場価値」は選手の実力やポテンシャルを示す重要な指標である。そこで今回は、9月の国際親善試合に臨むサッカー日本代表選手たち(発表当時のメンバー)の市場価値をランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
※成績、市場価値は4日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
4位:佐野海舟(さの・かいしゅう)

【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
日本代表通算成績:6試合0得点0アシスト
市場価値:2000万ユーロ(約34億円)
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サッカー日本代表の最新メンバー市場価値ランキングで4位にランクインしたのは、マインツで活躍する佐野海舟だ。
昨年7月の事件があった中でマインツ移籍、および初の海外挑戦を迎えた佐野だったが、ピッチの上では圧倒的なプレーで、瞬く間にマインツのファンの心を掴んだ。
結果的にブンデスリーガでは全試合スタメン出場を達成。さらに、総走行距離でリーグトップのデータを叩き出すなど、海外挑戦1年目ながらこれ以上ないインパクトを残した。
新天地ドイツで人気上昇中の佐野は、マインツに加入してからの約1年で市場価値を2000万ユーロ(約34億円)まで伸ばした。加入前の150万ユーロ(約2.6億円)から大きく成長していることがわかる。
そんな佐野は、6月に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選に挑むメンバーに選出され、約1年半ぶりに日本代表へ復帰した。
もちろん、あの事件の影響で、選出に関しては厳しい意見もあったが、ピッチで躍動する姿は頼もしく、遠藤航や守田英正らと十分に張り合えることを証明。弟の佐野航大との共闘にも注目が集まった。
成長著しい佐野は、今年で25歳。日本代表やクラブでの活躍次第では、次の市場価値の更新でさらに高額になってもおかしくない。