FIFAワールドカップ26南米予選・第17節、サッカーアルゼンチン代表対ベネズエラ代表の試合が現地時間4日に行われ、アルゼンチンが3-0で勝利した。この試合では、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2ゴールの活躍を見せて、南米予選における最後のホームゲームの勝利に大きく貢献した。
メッシの芸術ループ弾
【写真:Getty Images】
これまで11勝2分け3敗という成績で、南米予選の首位につけているアルゼンチン代表。アルゼンチンにとっては南米予選の最後のホームゲームであり、同国を長年牽引してきたメッシのホームラストゲームになる可能性があるとして現地でも注目されていた。
チームを率いるリオネル・スカローニ監督は、メッシを始めとして、DFクリスティアン・ロメロ、MFロドリゴ・デ・パウル、FWフリアン・アルバレスなどを先発に起用している。
39分、メッシがスコアを動かす。ピッチ中央でボールを持ったMFレアンドロ・パレデスが、前線のアルバレスへと展開。うまく相手最終ラインの裏に抜け出すことに成功したアルバレスは、ペナルティエリア内に侵入すると真横にいたメッシへパスを通した。ボールを受けたアルゼンチン代表の“10番”は、目の前にいたGKの頭上を越すループシュートを放ち、ネットを揺らしている。
GKを含めて合計4人が前にいたにも関わらず、相手の守備をあざ笑うかのように浮き玉でゴールを決めた鮮やかなメッシの先制弾だった。その後、76分にFWラウタロ・マルティネスが追加点を決めたアルゼンチン。迎えた80分には、メッシがダメ押しとなる3点目を決めて、3-0でアルゼンチン代表が勝利している。