「律君からもいろいろなアドバイスをいただいて…」
2024年6月のFIFAワールドカップ(W杯)26・アジア2次予選・ミャンマー代表戦で初キャップを飾ってから1年3か月。鈴木は着実な歩みを見せている。
昨夏の時点ではまだデンマークの名門・ブレンビーIFで1シーズンを終えたところ。リーグ戦26試合(うち先発18試合)出場・9ゴールとまずまずの数字を残したものの、1年でのステップアップは叶わず、同クラブでプレーを続行した。
その24/25シーズンは32試合(うち同30試合)出場・12ゴールと実績を大きく引き上げ、堂安律の後釜候補としてフライブルク入りを果たしたのだ。
「今は非常に充実した時間を送れていて、自分自身、すごく成長できるなと感じていますし、個人的にはいい入りができているのかなと思います。
最初の練習では、(当時まだフライブルクにいた堂安)律君からもいろいろなアドバイスをいただいて、どういうプレーをした方が評価を得られやすいかという話を聞きながらできたので、それもプラスに働いたと思います。現状、スタメン争いには入れているので、ここから練習と試合でのパフォーマンスで、より信頼をつかんでいければいいかなという感じです」
鈴木は堂安の援護射撃を受けながら、ドイツという難易度の高い環境で奮闘している。そこで得た自信は非常に大きい。初キャップを飾った頃とは全く異なるマインドで代表参戦しているのも確かだ。