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【柿谷曜一朗が語る】サッカー日本代表対メキシコ戦「相手の方がW杯仕様」「1番の武器である久保建英の…」「やっぱり遠藤航」

シリーズ:柿谷曜一朗が語る text by 編集部 photo by Getty Images
 アメリカ遠征中のサッカー日本代表は、現地時間6日に国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。この一戦について、試合直後、元サッカー日本代表で2014年のFIFAワールドカップ(W杯)ブラジル大会のメンバーだった柿谷曜一朗氏に話を聞いた。[3/4ページ]

柿谷曜一朗氏がきょうの試合で一番印象に残った選手は?

ーー球際のところでもかなり強度の良い守備ができていたと思いますが、ちょっとした隙を相手に与えるか与えないかというところの差が最終的には大事になってくるのでしょうか?

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「そうだと思います。そこは彼らが1番わかっている。自分たちのリーグでそれを見せるとやられてしまうので。そういう意味では普段からやってるチームメイトとは、やり方もクラブも違う中で自分たちの最低限のタスクはこなしてたなと思いますけど、ここから、より(ボールを奪った後に相手よりも速く)出てって、ゴールを求められると思います。それはもうW杯まで取っといてもらえればいいと思いますし、そういうところも含め、選手選考も大事になってくるとは思います。本当に1人1人が高い意識でW杯を意識してやってるんだなとは思いました」

ーーきょう柿谷さんが見て1番印象に残った選手、プレーはどういったところになりますか?

「やっぱ遠藤(航)選手ですかね。本当にいつも通りプレーしてましたけど、危ないところもそうですし、本当に遠藤選手を中心にW杯の戦い方であったり、強い相手との戦い方はもう設定されてると思いました。

 その中でも1番の武器である久保選手のイマジネーションであったり、意外性っていうのが出てくれば、さらに良くはなるとは思いますけどね。それを支えてる両ウイングバックもそうですし、本当に1人1人が欠かせないピースになってきたなっていう感じもあります。後ろがこれだけ怪我人が出たり、安定しないって言われてる中でも渡辺(剛)選手が出てきたりとか、瀬古(歩夢)選手、途中から出てきた関根(大輝)選手もそうですけど、海外で本当に経験を積んできてるのでそこまで問題はないかなと思います」

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