サッカー日本代表は、現地時間9日にアメリカのコロンバスで行われた国際親善試合でアメリカ代表と対戦し、0-2で敗れた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[2/6ページ]
「W杯でこういう展開になると…」
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――望月が裏に上手く抜け出せましたね。
「攻撃のセンスもいいと思います。判断力と精度はまだまだですが、非常にポテンシャルがある選手です」
――伊東のクロスは惜しかったですね。オフサイドになりました。
「伊東の突破は良かったですが、オフサイドになった小川の動き出しのタイミングが残念でした」
――立ち上がりの日本は上手く試合に入れた感じですね。
「そうですね。イレギュラーなメンバーが多いですが、攻撃は良く機能している感じです」
――19分、日本はパスミスからピンチになってしまいましたが、なんとかしのぎました。
「すでに守備のパスミスは2度目です。少し心配なところです」
――長友からいいクロスが入りました。望月のヘディングは高かったですね!
「身長も高さもありますね!」
――2列目からあの高さでこられるとDFは守れないですね。
「武器になりますね」
――30分、アメリカが先制です。
「簡単にやられましたね…」
――伊東のトラップをカットされ、そこから崩されました。
「望月の対応も長友のマークも少し緩かった」
――もっと厳しくいくべきでしたでしょうか?
「望月は体の角度を誤ったと思います。簡単にクロスを通されました。長友はマークする相手よりボールに引っ張れた感じですね」
――試合を作れていただけに残念な失点です。
「本当にもったいないですね。W杯でこういう展開になると苦しくなります」
――35分、クロスに飛び込んだ伊東のビッグチャンスでしたが、決めきれませんでした。
「これも残念でしたね。今のようなチャンスを生かさないといけません」