サッカー日本代表は、現地時間9日にアメリカのコロンバスで行われた国際親善試合でアメリカ代表と対戦し、0-2で敗れた。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[4/6ページ]
「得点の雰囲気が全くない」
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――印象に残らなかった選手はいますか?
「たくさんいます…」
――これも厳しいですね。
「厳しいかもしれませんが、これも事実ではないでしょうか? 誰も悪くなかったと思いますが、必ずしもインパクトを残した選手もいなかったと思います」
――ショーンさんが監督なら、誰を下げますか?
「交代するより戦術の再確認をやり直すことが必要だと思います」
――ショーンさんの予想がすでに外れてしまいましたが、改めてスコアを予想していただけますか?
「後半は上手くいけば、1-1。上手くいけなければ0-2でしょうか」
――日本も相手のビルドアップをカットして、チャンスは作れていますが、得点には結びつけることができませんね。
「ゴール前は間違いなく決定力が欠けていますね」
――後半から長友に代わって瀬古歩夢が入ります。
「タックルを受けたケガの影響でしょうか」
――エグいタックルでした。
「親善試合とは思えないタックルでしたね!」
――そうですね! 日本もあれぐらい厳しく戦うべきでしょうか?
「もしW杯で準々決勝以上に勝ち進みたい場合は、ああいったプレーは必要ですね!」
――後半から3バックではなく、4バックになったようです。戦術も含め、いろいろと修正があったのかもしれません。
「後半の立ち上がりは、守備も攻撃もあまり修正できていない感じですね」
――どのように修正すべきでしょうか?
「ビルドアップでパスミスをしないこと、そしてより鋭く攻撃することですね」
――アメリカの時間帯が続きますね。
「日本は展開を変えられないですね」
――CKです。ちょっと工夫が見たいですね。
「セットプレーも全然生かせていないですね」
――ゴールが入りそうな雰囲気がないですね…。
「全くないですね!」
