今回の2試合での収穫。日本の武器は…
2点を追う日本は攻勢に転じる。しかし逆にカウンターを受け、GK大迫敬介のセーブがなければ3点目、4点目を奪われていた。
逆サイドまで持っていかれるとペナルティエリアに近い場所で余裕を持たれてしまうのは4バックの場合ある程度仕方がないのだが、例えばフリーになるのがラミン・ヤマルやウスマン・デンベレ、あるいはヴィニシウスなら失点の危険はかなり高くなるだろう。
78分には攻め上がった瀬古がボールを失ったところからカウンターを食らい、日本の左サイドの裏へ運ばれてから右へ展開されてシュートされている。強豪を相手に4バックで守るのはリスクが高いと思わされた場面だった。
今回の2試合での収穫はベストメンバーが揃えばハイプレスが有効で日本の武器になること。一部の強豪国を除けば、時間は限定的だが主導権を握ってプレーできそうである。