「年俸」はサッカー選手を評価する指標の1つである。どの選手がどれだけのお金を受け取っているのか気になるところだ。今回は、サッカー日本代表FW三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの最新年俸ランキングを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『capology』を参照。金額が並んだ選手の順位はサイトの表示に準拠する。情報はすべて9月8日時点。［5/5ページ］

6位：ジェームズ・ミルナー（元イングランド代表）

生年月日：1986年1月4日
2025/26リーグ戦成績：2試合1ゴール0アシスト
推定年俸：361.9万ユーロ（約6億1518万円）

　ジェームズ・ミルナーは、ブライトンで361.9万ユーロ（約6億1518万円）の年俸を受け取っている。

　その豊富なキャリアを考えれば高額年俸もうなずける一方で、近年の出場機会やパフォーマンスを踏まえると、決してコストパフォーマンスが良いとは言えない。

　マンチェスター・シティやリヴァプールで長年にわたり活躍してきたミルナーは、2023年夏にフリーでブライトンに加入した。

　サイドバック、ボランチ、ウイングと複数ポジションをこなせるポリバレントな存在であり、若手の多いチームを支える精神的支柱としても信頼を集めている。

　しかし、2024/25シーズンは第3節のアーセナル戦で負傷。12月の復帰が見込まれていたが、手術の影響で神経を損傷し、復帰はシーズン終盤まで持ち越された。

　それでも、“鉄人”の異名に違わぬ復活を見せた。

　最終節のトッテナム・ホットスパー戦で途中出場を果たすと、今シーズンは開幕節のフラム戦でプレー。これにより、プレミアリーグでの連続出場シーズンは驚異の24年連続となった。

　第3節のマンチェスター・シティ戦ではPKで得点も記録し、完全復帰を印象づけた。39歳239日での得点は、プレミアリーグ史上2番目に高齢のゴールとして記録されている。

　6月にはクラブとの契約を延長したという事実からも、絶大な信頼があることは明らか。

　現在646試合のプレミアリーグ出場数を積み上げており、ギャレス・バリーが持つ史上最多出場記録（653試合）更新も現実味を帯びてきた。

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