「年俸」はサッカー選手を評価する指標の1つである。どの選手がどれだけのお金を受け取っているのか気になるところだ。今回は、サッカー日本代表FW三笘薫が所属するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンの最新年俸ランキングを紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『capology』を参照。金額が並んだ選手の順位はサイトの表示に準拠する。情報はすべて9月8日時点。［5/5ページ］

1位：フェルディ・カドゥオール（トルコ代表）

生年月日：1999年10月7日
2025/26リーグ戦成績：2試合0ゴール0アシスト
推定年俸：527.8万ユーロ（約8億9714万円）

　三笘薫やルイス・ダンクを抑え、現在ブライトンで最も高額な年俸を受け取っているのがフェルディ・カドゥオールだ。

　推定年俸は527.8万ユーロ（約8億9714万円）となっている。

　オランダ生まれでトルコ人の父を持つカドゥオールは、UEFA EURO 2024でトルコ代表として活躍したことをきっかけに注目を集め、2024年夏にフェネルバフチェから3000万ユーロ（約51億円）の移籍金でブライトンに加入した。

　豊富な運動量で激しくアップダウンを繰り返し、左右どちらにも入れる万能サイドプレーヤーで高い期待を集めたが、2024年11月に左足の親指を負傷した。

　当初は1カ月程度での復帰が見込まれていたが、回復が遅れたことで手術を受け、シーズン中の復帰は叶わなかった。

　2025/26シーズンの開幕戦でようやく復帰を果たすと、試合後には「前の試合から9カ月くらい経ったと思う。やっと戻ってこられて嬉しい」と『BBC』で語り、「長期離脱はキャリアで初めてだった。この経験を糧にしたい」と意気込みを見せた。

　ブライトンは、今夏の移籍市場でマキシム・デ・カイペルを獲得した一方で、昨シーズンのリーグ戦30試合に出場したペルビス・エストゥピニャンをACミランに放出した。

　クラブはカドゥオールの完全復活に期待している。

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