明治安田J1リーグ第29節、サンフレッチェ広島対京都サンガF.C.の試合が12日に行われた。試合は1-1の引き分けに終わっている。この試合では、京都に所属するFWラファエル・エリアスが、試合終了間際に劇的な同点弾を決めてチームに勝点1をもたらす活躍を見せた。
さすがの決定力
【写真:Getty Images】
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代表ウィーク明けの上位対決。前半は、広島が京都を押し込んで攻め立てる展開が続いた。前半終了間際には、コーナーキックの流れからDF佐々木翔がヘディングで完璧に合わせるも、ボールはポストに当たってしまいゴールとはならず。結局、前半だけで15本のシュートを放った広島だが、得点を記録することができずに試合を折り返した。
迎えた63分、DF塩谷司が見事な縦パスでチャンスメイクすると、FW木下康介のシュートのこぼれ球を佐々木が押し込むことに成功。広島が1点リードする展開となった。その後、両チームともにチャンスは作ったものの得点までには至らず。そのまま試合終了かと思われた87分、4戦連続でゴールを記録している京都のエースストライカーがスコアを動かした。
最終ラインでボールを持ったDF宮本優太が、鮮やかな縦パスで前線にいたFWマルコ・トゥーリオへと通すことに成功する。ボールを受けたマルコ・トゥーリオは、ゴール前へとクロスを送った。これをラファエル・エリアスがおさめると、鮮やかなターンから左足を一閃。京都を牽引するエースの一撃は、ゴール左下隅に吸い込まれた。
流れるようなターンからゴールを決めきった、ラファエル・エリアスの決定力の高さを示す同点弾だ。そのまま試合は終了し、京都と広島による上位対決は1-1の引き分けに終わっている。