イタリア・セリエA第3節、フィオレティーナ対ナポリの試合が現地時間13日に行われた。試合はナポリが3-1で勝利している。この試合では、今夏の移籍市場でナポリに加入したFWラスムス・ホイルンドが、移籍後初出場初ゴールを記録してチームの勝利に貢献している。
マンチェスター・ユナイテッドから移籍後すぐにゴール!
【写真:Getty Images】
代表ウィーク明けの一戦で敵地に乗り込んだナポリ。チームを率いるアントニオ・コンテ監督は、DFレオナルド・スピナッツォーラ、MFケヴィン・デ・ブライネ、MFスコット・マクトミネイらを先発に起用した。また、今夏にナポリに加入したばかりのホイルンドも、移籍後初となるスタメン出場を果たしている。
6分、PKを獲得したナポリはデ・ブライネがこれを冷静に沈めて先制ゴールを記録。迎えた14分、加入したばかりのホイルンドがすぐさま結果を残した。ピッチ中央付近でボールを持ったスピナッツォーラが前を向いた瞬間に合わせて、ホイルンドが一気に加速し、フィオレティーナ最終ラインの裏を狙う動きを見せる。
スピナッツォーラがスルーパスを送ると、うまく抜け出したホイルンドはDFマリン・ポングラチッチの前に出てボールをキープした。そのままペナルティエリア内に侵入すると、右足で流し込み、移籍後初ゴールを決めている。その後、51分にダメ押しとなる3点目を決めたナポリ。79分に1点を返されるも、フィオレンティーナの追撃を振り切り、3-1で勝利した。
英メディア『The Sun』は13日に、「ホイルンドがナポリデビュー戦のわずか14分で得点したことを受けて、マンチェスター・ユナイテッドのファンは自分たちが“呪われている”と認めた」と前置きし、「4月以来となる国内リーグでの初ゴールを新たなチームメイトと喜び、満面の笑みを浮かべた」と、移籍後すぐにゴールを決めたホイルンドの様子と、それに対する英国国内のユナイテッドサポーターの反応を伝えている。