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サッカー日本代表とは大違い!? W杯出場が危うい強豪国5選。優勝経験チーム国が出場を逃す可能性も?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 9か月後に迫ったFIFAワールドカップ北中米大会(W杯)の予選が各大陸で行われている。出場枠が「32」から「48」に拡大されたことで、通年の大会よりも多くの代表チームにW杯出場の可能性が高まった。一方で出場が危ぶまれているチームもある。今回は、W杯出場に黄信号が灯る強豪国を紹介する。(※成績は2025年9月15日現在)[1/5ページ]

ナイジェリア代表

ナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン

【写真:Getty Images】

監督:エリック・シェル
最新FIFAランキング:44位
W杯予選成績:2勝5分1敗(3位)

 ヴィクター・オシムヘン(ガラタサライ)やアデモラ・ルックマン(アタランタ)、アレックス・イウォビ(フラム)らアフリカ屈指のタレントが揃うナイジェリア代表だが、FIFAワールドカップ北中米大会(W杯)出場に黄色信号が灯っている。

 2022年のカタールW杯出場を逃していたナイジェリア代表は、ポルトガル人指揮官ジョゼ・ペセイロ監督の下で予選をスタートさせた。

 2024年1月に行われたアフリカネイションズカップでは準優勝と結果を残したが、肝心のW杯予選では大苦戦を余儀なくされている。

 格下のレソト代表とジンバブエ代表に引き分ける苦しいスタートとなると、その後の監督交代でも成績は大きく改善されず。

 残り2試合となった2025年9月15日時点で2勝5分1敗の3位に位置している。

 アフリカのW杯予選は、例年と比較すると「5」枠から「9.5」枠へと増加。これまでは各グループの首位チームのみが出場権を獲得していたが、今回は2位でも成績上位の4チームに残ればプレーオフに進出することが可能であり、出場条件の難易度は通常の大会と比較すると低くなっている。

 しかし、現状のナイジェリア代表は3位(勝ち点11)であり、同グループ首位の南アフリカ(勝ち点17)が10月の予選で2連敗したとしても得失点差で優位に立つことができなければ首位通過は不可能。

 2位のベナン代表(勝ち点14)に10月の直接対決で勝利すれば2位に浮上する希望もあるが、他のグループではすでに勝ち点17を上回っている2位以上のチームもあり、上位4チームに入ることは他力本願が必須だ。

 W杯出場が難しい状況に立たされている。

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