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「大きなポテンシャルはある」鈴木彩艶、来夏の去就に注目?ミランが興味も「パルマが要求する額では動かない」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 ミランが来夏の移籍市場で30歳のフランス代表GKマイク・メニャンの後釜を確保するため、後釜候補を何人かリストアップしている。そのうちの一人として、パルマに所属する23歳の日本代表GK鈴木彩艶の名前が浮上しているが、高額な移籍金がネックになるかもしれない。イタリアメディア『トゥットスポルト』が15日に報じている。

鈴木彩艶、注目度は高いが…

パルマの鈴木彩艶
【写真:Getty Images】

 鈴木は2024年7月からパルマに在籍し、今季は公式戦4試合でフル出場を果たしている。チームの正守護神としてゴールを守っているが、現在パルマは19位に沈んでおり、状況は良くない。シーズンは始まったばかりだが、どこかのタイミングで浮上のきっかけを掴みたいところだ。その一方で、同選手は盛んに移籍の噂が報じられており、来夏の去就が注目されている。

 今夏もナポリなど複数のクラブからオファーが届いたが、パルマが拒否していた。また、2026年にワールドカップが開催されることから、鈴木も移籍には前向きではなかった可能性がある。

 鈴木について、同メディアは「ヨーロッパで最も注目される有望株の一人だ。まだ安定感に欠け、ビッグセーブと凡ミスを繰り返すところもあるが、それでも大きなポテンシャルを秘めている」と、高評価を下しつつ「ミランも投資対象として評価しているが、パルマ側が要求する3500万〜4000万ユーロ(約59億5000万円から約68億円)という額では動かないだろう」との見解を示した。続けて「メニャンの後継者を探すなら、外ではなく内部のリソースを活用すべきとの意見もある」と伝え、イタリア人GKロレンツォ・トリアーニを指名している。

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【了】

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